・現在も還暦野球チーム「岡崎レッドスターズ」に在籍し、現役プレーヤーとしてグラウンドに立ち続ける“情熱監督”。60歳を超えても全国制覇を本気で目指し、日々勝ち方や打率向上の研究を怠りません。
高校時代は倉田邦房コーチの後輩として、厳しい練習と教えに学び、野球と人生の基盤を築きました。
指導者としては、クラーク記念国際高校の臨時コーチ、ノッカーとして甲子園に3度帯同し、名将・佐々木啓司氏のもとで貴重な経験を積みました。目指すチーム像は、“大逆転できる集団”。「0−6の劣勢から、7−6でひっくり返す力」は、**選手一人ひとりの“主体性”**がなければ生まれません。
考えて動く力、勝ち切る心。それを、野球で育てたい——。
・愛知県安城市出身の元プロ野球選手。岡崎工業高校ではエースとして県大会準決勝に進出し、その後社会人野球・大昭和製紙を経て、中日ドラゴンズからドラフト3位でプロ入り。プロ野球の舞台では、中継ぎ投手として1軍24試合に登板。夢を掴んだ実績ある投手です。引退後は佐川急便軟式野球部の監督として6年間チームを指導。派閥を排除し、選手一人ひとりと真正面から向き合い、わずか11人でチームを全国大会初優勝へ導き、その後全国制覇4回など「勝ち続ける野球」を体現してきました。「正しい練習を正しい姿勢で積み重ねる」ことに重きを置いています。ただ勝つ野球ではなく、「努力の意味を知り、チームの中で自分を活かす力を身につける」ことが大切だと語ります。「練習をおろそかにして偶然出る結果は、本当の成長ではない。努力を積み上げてこそ、本番で力になる。」——それが倉田流の野球です。
野球がもっと上手くなりたい。将来プロを目指したい。努力の意味を本気で知りたい——
・挑戦する心が、子どもたちを育てる。豊田市出身。豊田レッドスターズ(小学生)、豊田市立豊南中野球部(愛知県大会3位)、そして中・高校では現・山内守備コーチとチームメイトでした。ポジションは捕手。その後も軟式野球で全国大会へ3度出場、全国2位という結果を残すなど、社会人になっても“本気の野球”を続けてきました。コーチとして彼が大切にしているのは、「技術だけでなく、人間性も育てること」。ただの勝利ではなく、仲間と分かち合う喜び、そして自分の限界を知ったうえで、そこに“無茶”で挑む姿勢を教えます。そんな座右の銘は――「無理はするな 無茶はしろ!」無理を重ねて壊れるな。 けれど、失敗を恐れず一歩を踏み出す“無茶な挑戦”を忘れるな。
現在は2児の父としても、野球少年の親としての目線を持ちつつ、子どもたち一人ひとりの“挑戦する心”を大切に育てています。